ふゆ(@shikifuyu25)です、こんばんは!
今回は、住野よるさんの4作目「か「」く「」し「」ご「」と「」の感想です。
- 読む前にどんな作品か気になる
- 読了したから他の人の感想を聞きたい
という方へ向けて
- 概要とあらすじ
- 面白かったポイント
- 印象に残った言葉
- ネタバレありの感想
をまとめて書いていきます。
感想だけ聞きたい人は、か「」く「」し「」ご「」と「のネタバレありの感想を見てください。
一言でいうと、感情が分かる5人の高校生の青春が満喫できる作品です。
不思議な話が好きな人、高校時代の青春を取り戻したい人におすすめです。
か「」く「」し「」ご「」と「の概要とあらすじ
- タイトル:か「」く「」し「」ご「」と「
- 作者:住野よる
- 他の作品:「君の膵臓をたべたい」「青くて痛くて脆い」
- ページ数(読了時間):276ページ(3時間半くらい)
きっと誰もが持っている自分だけのかくしごと。
- 京くん(大塚)
- ミッキー(三木)
- ヅカ(高崎)
- パラ(黒田)
- エル(宮里)
感情が見える特殊能力を持った5人の高校生活1年間の物語です。
か「」く「」し「」ご「」と「の面白かったポイント
5人それぞれに特殊能力がある
- 記号(!?、)が見える京くん
- 心臓にシーソーが見えるミッキー
- 人の鼓動を見ることが出来るパラ
- トランプの記号が見えるヅカ
- 矢印が見えるエル
という風に見え方に違いはありますが、それぞれに人の感情がふんわりわかる能力があります。
他人の感情が分かることで、表情と感情の違いが分かってしまい、思い悩んだり逆に上手に使いこなしたりと。
高校生活の青春を満喫できる
- 日常(京くん)
- 学園祭演劇(ミッキー)
- 修学旅行(パラ)
- お花見(ヅカ)
- タイムカプセル(エル)
上記の5つのイベントを通して、高校生活を体験できます。
青春小説あるあるですが、にやにやとくすっが止まりません
5人それぞれの視点で1年間を書かれている
各章ごとに視点が入れ替わっていきます、それぞれの立場で誰が誰をどう想っているのかを読むことが出来ます。
正直、最後になるまで2人が両想いだということには気づきませんでした。
か「」く「」し「」ご「」と「の印象に残った言葉
損得なんて考えない人間になりたいし、やりたいことだけ迷いなくやれる人間になりたい。
p150
パラが日頃の自分について感じていることです。
誰しもがこう感じているし、キャラを演じている部分はありますよね。
演じてる側にも考えてることはあるんだなって感じました。
本当はちゃんと傷つきたかったんだ。どういうふうに考えたらよかったのか。
p205
ヅカがエルを通して成長したかったときの感情です。
自分にはない発想、他人のことに自分を絡めて心から考えて、自分を責めること。
ヅカ自身が、自分の本当の感情に気づくきっかけになりました。
感想:か「」く「」し「」ご「」と「/住野よる
感情がふんわり分かる特殊能力欲しくなりました。
感情が分かることでの悩みや葛藤も多かったですが、それでも、感情が分かるアドバンテージは大きいです。
高校生活の1年を通して、変化していく巻経営を読むことが出来るのは楽しかったです。
まとめ:か「」く「」し「」ご「」と「は特殊能力が欲しくなる
住野よるさんの4作目「か「」く「」し「」ご「」と「」の感想でした。
住野よるさんは他にも「よるのばけもの」「青くて痛くて脆い」を書いています。
詳しくは、住野よるさんのおすすめ作品を見てください。
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