ふゆ(@shikifuyu25)です、こんばんは!
今回は、住野よるさんの3作目「よるのばけもの」の感想です。
- 読む前にどんな作品か気になる
- 読了したから他の人の感想を聞きたい
という方へ向けて
- 概要とあらすじ
- 面白かったポイント
- 印象に残った名言
- ネタバレありの感想
をまとめて書いていきます。
感想だけ聞きたい人は、よるのばけもののネタバレありの感想を見てください。
一言で言うと、小学生のいじめについて昼と夜で関係性が変化する物語です。
中学生や過去にいじめを傍観していた人におすすめです。
よるのばけものの概要とあらすじ
- タイトル:よるのばけもの
- 作者:住野よる
- 他の作品:「君の膵臓をたべたい」「か「」く「」し「」ご「」と「」
- ページ数(読了時間):246ページ(3時間くらい)
夜になると、僕は化け物になる
- あっちー:主人公
- 矢野さつき:いじめられっ子
昼はクラスのみんなに嫌われないように、夜は化け物になりいじめられっことあそぶ話です。
昼の人間と夜の化け物どっちが自分の本当の姿なのかが楽しみです。
よるのばけものの面白かったポイント
面白かったポイントは3つあります。
昼のいじめられっこを傍観してる俺
昼はいじめられっこを傍観しています。クラスの雰囲気に合わせて上手に生きています。
そうなくこなしながら、いじめられっこについて感じるところなどは自分の昔を思い出しました。
夜のいじめられっことあそぶ僕
夜はばけものになり、いじめられっこと一緒に学校で遊びます。
いじめられっこが何を考えて、どうして上手に生きられないのかを感じさせられました。
いじめられっこと過ごして気づいたこと
いじめられっこと過ごして、学校での生活を通して、気づいたことがたくさんありました。
自分の立ち位置、昼の俺と夜の僕どちらが本当でどちらが嘘なのか。
結果は、どちらも自分で、ずるい奴であることです。
よるのばけものの印象に残った名言
下手なんだ。振る舞いが。・・(中略)・・もっと上手くやれば、いじめられることなんてないのに。
p50
この言葉は、主人公が考えていることです。
僕もよく考えたことがあったので、共感が深かったです。
夜の、矢野さんを無視できない僕も。
昼の、皆から嫌われたくない俺も。
どっちもいい奴なんかじゃない。
p243
あくまで、自分は自分で本当も嘘もなくただ単にずるい奴でした。
自分の立ち位置が正確に把握できている人は少ないですが、受け入れて行動をすることができたらいいな。
感想:よるのばけもの/住野よる
小学生のころを思い出しました。
いじめという難しいテーマですが、僕には刺さる言葉・感情が多かったです。
いじめられっことあそぶ、雰囲気に惑わされずに自分を保つ、難しいですが行動していきたいです。
夜にばけものになるのが自分自身を比喩しているのかなと考えました。
まとめ:小学生を思い出すいじめ
住野よるさんの3作目「よるのばけもの」の感想でした。
住野よるさんの他にも「また、同じ夢を見ていた」「か「」く「」し「」ご「」と「」を書いています。
詳しくは、住野よるさんのおすすめ作品を見てください。
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