ふゆ(@shikifuyu25)です、こんばんは!
今回は、綾崎隼さんの小説「花鳥風月シリーズ」から心に残る名言を集めました。
- 名言は覚えてるけど、どの作品だったっけ?
- 花鳥風月シリーズの名言が知りたい
という方へ向けて
- 作品ごとに
- ページ数と
- どのような状況で
- 誰が
名言を言ったかをまとめて説明していきます。
花鳥風月シリーズ1作目:「蒼空時雨」の名言
好きな人が好きな人を、強がりではなく好きになれたらいい。
蒼空時雨p6
本文の書き出しの部分です、舞原零央ではなく紀橋朱里の地の文です。
三角関係の物語なので、結末がこうなるかどうか気になりました。
他人は鏡ですから
蒼空時雨p311
ラストシーンの紀橋朱利が譲原紗矢に「そんなに良い奴なんだよ」の返しです。
譲原紗矢自身の性格が、表れていて、それでいて、2人の未来が明るいことを示していました。
詳しくは、蒼空時雨のネタバレありの感想を見てください。
花鳥風月シリーズ2作目:「初恋彗星」の名言
優しい気持ちは嘘じゃない。愛されたい気持ちも罪じゃない。
何もかも理屈じゃない。好きな気持ちはしょうがない、それだけだ。
初恋彗星p7
プロローグの逢坂柚希の地の文です。
物語を最後まで読むと、美蔵紗雪の気持ちを端的に表していました。
見返りを捨ててなお、彼女を慈しむ心さえあれば。---それが愛だ。
初恋彗星p287
エンディングの逢坂柚希の地の文です。
星乃花のことを想っての気持ちがつづられています。
何もかもが好きな人のためだけに自分の気持ちを大切にした結論ですね。
詳しくは、初恋彗星のネタバレありの感想を見てください。
花鳥風月シリーズ3作目:「永遠虹路」の名言
親友と喧嘩した時に仲直りする唯一の方法
悪くない方が謝る
永遠虹路p155
舞原七虹と楡野佳乃がけんかしたときに、楡野世露がいったセリフです。
親友とのけんかはどうしても、避けられないですが結局、自分から謝ることが大切ですね。
幸せになりたいって願ってない奴は、幸せになんてなれねえんだよ!
永遠虹路p212、p270
世露が七虹の小学校時代に、佳乃が七虹の現在の励ましに、言ったセリフです。
兄弟から全く同じセリフを言われているので、似た兄弟で七虹に対しての距離感が同じでした。
2回目のセリフが出てきたときに、テンション上がりました!
詳しくは、永遠虹路のネタバレありの感想を見てください。
花鳥風月シリーズ4作目:「吐息雪色」の名言
頑張ることはできる。それだけは、いつだって許されている。
吐息雪色p153
結城佳帆が舞原葵依に妻がいると知って、亡くなったことを知った後に感じたことです。
がんばらない言い訳は探さなくて、がんばる理由を探していきたいですね。
愛することでボロボロになってしまったあなたが弱いなんて私は思わない。
吐息雪色p266
エンディングで結城佳帆が舞原葵依に対して言ったセリフです。
2人とも同じ痛みを共有しているので、深く理解しあっていたことが伝わりました。
詳しくは、吐息雪色のネタバレありの感想を見てください。
花鳥風月シリーズ5作目:「陽炎太陽」の名言
目を開ければ、目の前に広がるのは何の意味も持たない日常だ。
陽炎太陽p58
舞原陽凪乃と離れて、数年後の響野一颯が大学生になった感想です。
ありふれた大学生となにも違わないですね、感情移入がとてもしやすかったです。
君のために強くありたいと一心に願うこと。・・(中略)・・人を愛するということの意味だ。
陽炎太陽p219
響野一颯が嶌本和奏に対しての愛の形です。
人を愛する形に、折り合いを付けて初恋の人の影を振り払った感情が印象に残りますね。
詳しくは、陽炎太陽のネタバレありの感想を見てください。
花鳥風月シリーズ6作目:「風歌封想」の名言
私はそんなあなたの優しさが好きだったし、同じ強さで、憎いと思ったこともありました。
風歌封想p30
序盤で、付き合っていた時代を振り返り、葛西樹里が舞原和颯へ言ったセリフです。
誰のための優しさかが大切ですね。
夢を持った人と、夢を持たなかった人、本当に不幸なのはどっちだろう
風歌封想p50
夢を持った人は叶えられない不幸、夢を持たなかった人はかけがえのない熱い燃えるものすら持てなかった不幸です。
どっちがいいのか、深く考えるきっかけになりますね。
目の前のことを頑張れない奴は、本当に努力しなきゃいけない時にも頑張れない
風歌封想p122
葛西樹里が脚本家に向かってがんばる中学生時代のセリフです。
本人は覚えていなかったですが、無意識にでも意識していて、見習いたいですね。
詳しくは、風歌封想のネタバレありの感想を見てください。
花鳥風月シリーズ7作目:「旋律月下」の名言
好きな人の、好きな話は、それだけで楽しい。
旋律月下p71
舞原月乃と今宵の双子が望月洋平の家にきたときに、望月洋平の地の文です。
この感情は、とても共感できました、好きな人ってだけですべて興味があり、楽しい話ですね。
生きるということは、選択するということだ。
何を選んでも、何を選ばなくても、きっと、後悔はするに違いない。
ただ、せめて次は、誰かを恨んでしまうような後悔はしたくない。
旋律月下p250
望月洋平が自分の選択に後悔して過ごしていたからこそ、次は間違えないように選択に慎重になりました。
自分の意志で、決めてこそ納得がいく後悔ができますね。
詳しくは、風歌封想のネタバレありの感想を見てください。
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