ふゆ(@shikifuyu25)です、こんばんは!
今回は、綾崎隼さんの花鳥風月シリーズの2作目「初恋彗星」の感想です。
星をモチーフにした花鳥風月シリーズです。
一瞬のきらめきではなく、長い間光続ける流れ星のような物語です。
記事の内容は以下のようになります。
あらすじ:好きな人のために嘘をつき他人になりきる
「彗星」に願いを託す、切ないファースト・ラヴ・ストーリー
初恋彗星/綾崎隼
- 逢坂柚希ー主人公
- 舞原星乃叶ー転校生、主人公と付き合う
- 美蔵紗雪ー幼馴染、柚希に想いを寄せている
- 嶌本琉生ー同級生、紗雪に想いを寄せている
柚希と紗雪の隣に星乃叶が引っ越してきて、仲良くなり中学まで一緒に成長していきます。
初恋相手との遠距離恋愛、文通やメールでずっと1人のひとを想い続けられるのか。
初恋彗星の面白かったポイント3つ
面白かったポイントが3つあります。
四角関係
柚希と星乃叶の両想い、紗雪は柚希に、琉生は紗雪に想いを寄せています。
紗雪と琉生は叶わない恋を6年以上思い続けています。
紗雪は好きだから続いた、柚希と紗雪は近すぎたから気づかれない。
琉生は全てを知っていて、その上で、紗雪を想い続けて紗雪のためなら何でもできます。
6年間騙し続けた
紗雪と琉生は柚希を6年間騙し続けました。
遠距離恋愛で、星乃叶と柚希が出会わないからばれないだろうと。
でも、星乃叶が入院していることは隠し通せませんでした。
奇跡が起き、3人で共同生活
星乃叶がもう起きないと思われていたのに、奇跡が起き、目覚めます。
記憶喪失で年齢よりもずっと若く、小学生のようになっています。
柚希と紗雪で星乃叶を引き取り、3人で生活していきます。
初恋彗星の印象に残った名言
優しい気持ちは嘘じゃない。愛されたい気持ちも罪じゃない。
何もかも理屈じゃない。好きな気持ちはしょうがない、それだけだ。
初恋彗星/綾崎隼
感情に素直で好きな言葉です。
「好きな気持ちはしょうがない」この一言に尽きます。
見返りを捨ててなお、彼女を慈しむ心さえあれば。---それが愛だ。
初恋彗星/綾崎隼
愛の形はそれぞれですけど、美しく尊い愛の形だなって感じました。
こう思える人と出会えただけで、幸せです。
感想:初恋彗星/綾崎隼
初恋彗星は、遠距離恋愛の難しさとかを書いた作品だと読んでいるときは感じてました。
最後にだましていたことが分かり、どうなるんだろう、好きな気持ちが持つエネルギーはすごいって。
結末も3人が支えあって、生活していく姿があり、嬉しかったです。
まとめ:好きな人のために嘘をつき他人になりきる
綾崎隼さんの2作目「初恋彗星」の感想でした。
1作目「蒼空時雨」で名前だけ出ていた、舞原星乃叶が主役の物語でした。
詳しくは、綾崎隼さんの花鳥風月シリーズの作品を見てください。
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